恋愛対象外だから!【おまけ追加】
楓加side




『ふうちゃんよね?今日ヘアメイクを担当する三澤です。早速だけど始めますよ。』


「あ、はい!よろしくお願いしますっ!」



三澤さんは手際よく髪を巻いたり化粧をしてくれた。慣れた手つきだなー。

そりゃ、普段は本物のモデルさんのヘアメイクとかもしているもんね。



『ふうちゃんは元が可愛いからあまり化粧はしないでおくね。髪もストレートロングだしサラサラだし誰もが欲しがるくらいね。』



あたしの髪質は元からこんならしい。
唯ちゃん曰く、母親似らしいんだよね。

似ているのかすらわからないんだけどね。



『それにしても、さすがは現役女子高生ね。制服を着こなしている。』



あたしが今着ているのはセーラー服。

白を貴重とした夏服らしい感じで襟は紺色で白のラインが一つ。そして、赤のリボン。



「あたし、セーラー服初めてです。」


『あら、中高はブレザーなの?私は田舎育ちだったから中高両方共セーラーだったのよね。』


「そうなんですか?それにしてもセーラー服は着るのが楽ですね。」


『そうね、ブレザーに比べたら楽よね。ブレザーはブラウスとか着ないといけないから余計に時間かかっちゃうものね。』

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