恋愛対象外だから!【おまけ追加】
「な、なんでそんなに皆は古典できるの?!いつの時代の人達なの?!あ、平安時代?」
「…はぁー、」
なんか、今燐ちゃんに溜息つかれた?
あたし本当にやばい?
「椎名ちゃん、もうすぐで中間発表だけど本当に大丈夫?赤点なんてとらないでね?」
夏井先生、それは無理ですよ。
古典は頑張っても最高で34点です。
あ、100点中の34点ですよ?
「次のテストで赤点なんてとったら総合クラスと補習決定だからね?!」
ひょえ〜!
それだけは無理です。
神様、仏様、先生様、
あたしに力をください!
「燐ちゃん、あたしを助けてください。」
「うん。無理かな?このテスト見る限り基礎から出来ていないし私部活あるし。」
燐ちゃんにまで見放された?!
あたしの国語能力は小学生レベルなのか…、
「…9点は酷いね。」
ん?別の人の声が聞こえた。
横を見てみると、鷹取先輩の姿。