恋愛対象外だから!【おまけ追加】
「せ、先輩?!な、なぜここに…!」
「僕、進学クラスだし学年が違うだけで同じ棟だよ?それにこの階に用があってね、たまたま通りかかってみれば沈んでる楓加ちゃんを見つけて来た、ってところかな?」
てか、鷹取先輩に小テスト見られた。
鷹取先輩は全校生徒統一テストで1位の人。
そんな賢い人にこんなものを見られたら、、
「それにしてもよくこんな点数とれるよね。初めて見たよ。よくこの高校合格できたね?」
「鷹取会長、ふうちゃんは国語以外はずば抜けていますから。」
「あー、もしかして入試の国語が43点で英語が100点で数学が90点代だった?」
な、なんであたしの点数知ってるの…、
「…なんで知ってるのか、って顔してるね。職員室の先生達の間で噂になってたからね。」
「うぅっ、それプライバシーの侵害ですよ。」
はるちゃんも笑っていたもん。
なんでこの点数がとれるのかって。
それが、あたしの実力だから仕方ない。