恋愛対象外だから!【おまけ追加】



「せ、先輩?!な、なぜここに…!」


「僕、進学クラスだし学年が違うだけで同じ棟だよ?それにこの階に用があってね、たまたま通りかかってみれば沈んでる楓加ちゃんを見つけて来た、ってところかな?」



てか、鷹取先輩に小テスト見られた。
鷹取先輩は全校生徒統一テストで1位の人。

そんな賢い人にこんなものを見られたら、、



「それにしてもよくこんな点数とれるよね。初めて見たよ。よくこの高校合格できたね?」


「鷹取会長、ふうちゃんは国語以外はずば抜けていますから。」


「あー、もしかして入試の国語が43点で英語が100点で数学が90点代だった?」



な、なんであたしの点数知ってるの…、



「…なんで知ってるのか、って顔してるね。職員室の先生達の間で噂になってたからね。」


「うぅっ、それプライバシーの侵害ですよ。」



はるちゃんも笑っていたもん。
なんでこの点数がとれるのかって。

それが、あたしの実力だから仕方ない。


< 94 / 276 >

この作品をシェア

pagetop