松田先生オシエテ.


ペシッ-
何かの音で目が覚めた


いつの間にか寝てたらしい。
目を開けると太陽が照っていて眩しかった


「おい、サボってんじゃねぇ」


横を見ると松田先生がいた。


「は?アンタもサボってるじゃん」


チラリとあたしを見て


「休憩しに来ただけだ、サボりじゃねぇよ」



ふ~ん
別にアンタがサボってようがサボってなかろうがあたしには関係ない事だ



松田先生はあたしと同じように
寝転がった。



「もうすぐテストだぞ、勉強してんのか」


「してる」


「余裕だな、屋上で爆睡してたのに」


うるさいな、ほっとけばいいじゃん
文句を言う松田先生を無視して
屋上を出た。
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