お人好し王子とオタク姫
プロローグ
「あの、好きです!」
高校に入って、初めてした告白
直接あって面と向かって言うのは恥ずかしかったから電話越しで先輩に告白した。
だけど、
「ごめん。俺、オタクの子とか無理だから。」
この一言で私の中の何かが崩れ落ちた。
私は、恋をしてはいけないと神様がいっているようだった
何がダメだったのか初めての告白だったから泣き続けた。
3日間もだ。
初めてこんなに連続で泣いた。
あの日から、感情がない子と思われていた高校生活。
だけどそんなのはこの時どうでもよかった。
ただ、なんでオタクはダメなのか
と思っていたのだった。
☆
「また、この夢か……。」
腹立つなぁこの夢。何度目かな?
と心の中で思いながらベットから起きる。
五年前から一人暮らしを始めた私は、
何故か今合コンしに都内のホテルに来ていた。
まだ、23だからまだ早い!と思って何もなく過ごしていたけど、
中学時代の友達の梨香に手を引かれるように合コンパーティーに参加させられた。
『このまま何もしなかったらズルズルと三十路なっちゃうんだからね!! 』
電話越しに言われ、なんとも言えない
確かに、三十路までには結婚はしたいけど恋をすることが怖い。
オタクを否定されたくないから。
高校に入って、初めてした告白
直接あって面と向かって言うのは恥ずかしかったから電話越しで先輩に告白した。
だけど、
「ごめん。俺、オタクの子とか無理だから。」
この一言で私の中の何かが崩れ落ちた。
私は、恋をしてはいけないと神様がいっているようだった
何がダメだったのか初めての告白だったから泣き続けた。
3日間もだ。
初めてこんなに連続で泣いた。
あの日から、感情がない子と思われていた高校生活。
だけどそんなのはこの時どうでもよかった。
ただ、なんでオタクはダメなのか
と思っていたのだった。
☆
「また、この夢か……。」
腹立つなぁこの夢。何度目かな?
と心の中で思いながらベットから起きる。
五年前から一人暮らしを始めた私は、
何故か今合コンしに都内のホテルに来ていた。
まだ、23だからまだ早い!と思って何もなく過ごしていたけど、
中学時代の友達の梨香に手を引かれるように合コンパーティーに参加させられた。
『このまま何もしなかったらズルズルと三十路なっちゃうんだからね!! 』
電話越しに言われ、なんとも言えない
確かに、三十路までには結婚はしたいけど恋をすることが怖い。
オタクを否定されたくないから。