お人好し王子とオタク姫
はじめまして、王子様。
なんで、合コンに…めんどくさい。っておもってる。
今、私は、戦国の乙女ゲームにハマってる。
だから、ほかの男なんかあんまり見たくないの。
見たところで何になるの?と、思ってしまうから。
何人か男性と話ながら分かったことは、この人たち、ぱっとしない。
って、何、恋を忘れた私が言ってんだろ。
あれか、イケメンすぎる戦国武将達を攻略してるとこうなるのか。と一人で納得してた。
そして、考えてるうちに次の男性が私の前に座った
「あ、どうも。雨宮凛です。歳は、23で、職業は、保育士やってます。」
「こんにちは。俺は、武川光。よろしく。歳は、28で、職業は警察官やってるんだ。」
「え!?警察官!?」
「驚いた?」
ピシッと敬礼の姿を見せる武川さん。
そんな姿が爽やかすぎて、なんとも言えなかった。
「雨宮さんの、趣味とか、好きなものは?」
……。それは、聞いちゃいけない質問です。
武川さん
「あ、えっと……最近は、わたしの中で戦国ブームが来てるので、戦国武将が好きかなぁ。」
「え、ほんと!?俺もじつは好きなんだ。戦国武将。」
マジですか。
でも、あなたの好きな戦国は、現実で
わたしの好きな戦国武将は、空想です。
「女の子で、戦国武将好きな子と話せるなんて、嬉しいなぁ!良かったらお付き合いしない?」
「え……。」
こんなあっさり、付き合うってことでいいのかな?
でも、この人も私の本当のこと知れば引くだろうし。
「まさか、誰かもう……。」
「え、いや、まだ誰もいません……。」
「そっか、良かった。良ければさ、次の日曜日、空いてるなら、山梨の甲府に行かない?」
山梨の甲府と言えば……
信玄様……っ!
信玄様にお会い出来る!!
「え、行きます!」
「じゃ、これが俺の、電話番号と、メアド。」
これから宜しくね!と、笑顔で言われた。
ばれないようにいかなきゃ。
彼にバレたらまた、拒絶される。
そんなのは、ダメ。
そんなのは、嫌だ。
あんな過去はもう……。
今、私は、戦国の乙女ゲームにハマってる。
だから、ほかの男なんかあんまり見たくないの。
見たところで何になるの?と、思ってしまうから。
何人か男性と話ながら分かったことは、この人たち、ぱっとしない。
って、何、恋を忘れた私が言ってんだろ。
あれか、イケメンすぎる戦国武将達を攻略してるとこうなるのか。と一人で納得してた。
そして、考えてるうちに次の男性が私の前に座った
「あ、どうも。雨宮凛です。歳は、23で、職業は、保育士やってます。」
「こんにちは。俺は、武川光。よろしく。歳は、28で、職業は警察官やってるんだ。」
「え!?警察官!?」
「驚いた?」
ピシッと敬礼の姿を見せる武川さん。
そんな姿が爽やかすぎて、なんとも言えなかった。
「雨宮さんの、趣味とか、好きなものは?」
……。それは、聞いちゃいけない質問です。
武川さん
「あ、えっと……最近は、わたしの中で戦国ブームが来てるので、戦国武将が好きかなぁ。」
「え、ほんと!?俺もじつは好きなんだ。戦国武将。」
マジですか。
でも、あなたの好きな戦国は、現実で
わたしの好きな戦国武将は、空想です。
「女の子で、戦国武将好きな子と話せるなんて、嬉しいなぁ!良かったらお付き合いしない?」
「え……。」
こんなあっさり、付き合うってことでいいのかな?
でも、この人も私の本当のこと知れば引くだろうし。
「まさか、誰かもう……。」
「え、いや、まだ誰もいません……。」
「そっか、良かった。良ければさ、次の日曜日、空いてるなら、山梨の甲府に行かない?」
山梨の甲府と言えば……
信玄様……っ!
信玄様にお会い出来る!!
「え、行きます!」
「じゃ、これが俺の、電話番号と、メアド。」
これから宜しくね!と、笑顔で言われた。
ばれないようにいかなきゃ。
彼にバレたらまた、拒絶される。
そんなのは、ダメ。
そんなのは、嫌だ。
あんな過去はもう……。