あなたに恋心~handlingーWarning??【完】


そこには、お洒落なファッションに身を包んでキメ顔で載せられた洸亮さんの姿があった。


専属事務所の名前もあった。モデルしてたんだ。
道理でお洒落に抜かりない。


「あとこれもっ!!」


スマホを見せられた。
仕事中にいいのか。


「インスタグラムやってて。モデル仲間のLUCAと付き合ってるとかいないとか。せんぱい、気を付けた方がいいですよ??」


「…ああ、でしょうね」


妙に納得した。
モテそうだ。


けれど、駐車場に入ってきた車から元気なポメラニアンらしい鳴き声が聞こえると、ビクッとして見ない振りをした。


動物、苦手なのかな。


「あの、デカい眼鏡男にもな」


ぴくりと反応してしまった。


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