幼馴染以上恋人未満
セフレという名の関係
志樹 -side-
1年後・・・ーー。
自分が速水家の者、智さんからのあの条件をのんでもう1年が過ぎた。
俺の思ってた通り、この1年間このみは俺を避けていた。
悪いと思いながらも、俺はその時間を利用して、ファッションの勉強に没頭した。
その間に俺は大学を無事に卒業し、ある会社から内定をもらっていたが、
この体質を理由に内定を取り消してもらった。
今時、女性がいない会社なんて数少ない。なら株で生きていこうと決めた。
そんな矢先に幸永…俺の伯父から『もうすぐ大学を開校する予定だから、うちで教師をしな』と。
最初は断ったが、そんな俺にお構いなしに勝手に働らかせることになった。
どこで知ったか知らないが俺の体質まで知っていた。