幼馴染以上恋人未満



「.........は?」


いやちょっと待て。


「幸永…...なんでお前がそれを知ってるわけ?ついでに俺の体質のことも」


「知らん」


また『知らん』かよ。って言うか1番危ないのはコイツじゃね?


まあ、そんなこんなで今にあたるわけよ。


言いたくないが、幸永のおかげでプロジェクトは順調に進んでる。


幸永の言葉通り、俺のために建てたこの第2校舎は見た目ボロいが、中は新しい。


その見た目のおかげか、この校舎に人は近づかない。
ただ違う目的でここにやってくる輩もいる。


それはカップルだ。
まあ、理由は言わなくても分かると思うけど。


そんなある日大規模の講義内容を作成しなければならない日があった。

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