*両思い*
「え!うそっ!!」
慌ててあたしは自分の携帯の時計の時間を見る。
うわっ!!
ほんとだ~!!
「ごめんね!優也!!」
ごめんのポーズを取りながらあたしは優也に謝る。
「ったく、忘れんなよな~」
-カチン
その優也の言葉にあたしの頭は変な音をたてました。
「そんな文句言うんだったら最初から自分で買えばいいじゃん!」
「はっ?そんな俺文句言ってねぇし。それに走るのが遅かったお前がいけないんだろ?」