君の前では王子の仮面をかぶるので覚悟してください。

「あのね、拓深!」

なんか顔、赤くねぇか?

「どうしたの?」

「うんっ、あのね、今日先に帰ってもらってもい??」


あー…

告白ね…



行かせないけど。



そもそも、俺と佳詠が2人きりになれる時間を
邪魔なんてさせるわけがない
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