7日目のエピローグ
現在、月菜と私の身長差は16㎝。
私が163㎝、月菜が147㎝という、男女の理想的なカップル身長差だ。
…ってそれ意味なくね?
まず“男女”じゃないし。
「まぁいいよ。で、何かあったんでしょ?きくよ?」
月菜は時々ドSになるけど、とてもいい子だ。雰囲気はふわふわしてて、何に対しても一生懸命なちっちゃい女の子。
まさかここまで勘づかれるとは。
「あのね?も…」
桃菜がね、と言いかけて、私は口をつぐんだ。そういえば。
『めいにしか話してないからね!?』
必死の形相で訴えた桃菜の顔が目に浮かぶ。
桃菜は私を信頼してくれてる。
たとえ月菜や詩能が相手でも、言うわけにはいかないの。
月菜、詩能、ごめんね。
「や、やっぱ…なんでもないや、ごめん」
月菜が不思議そうな顔をしてこちらを覗き込む。私は、なるべく不自然にならないように月菜を見つめ返した。
「ん、そっか。わかった!」
月菜は向きなおっていつものようににっこり笑った。
内心、ほっとする。
私が話したくないことに首を突っ込まないとこも月菜のいいところだな。
私が163㎝、月菜が147㎝という、男女の理想的なカップル身長差だ。
…ってそれ意味なくね?
まず“男女”じゃないし。
「まぁいいよ。で、何かあったんでしょ?きくよ?」
月菜は時々ドSになるけど、とてもいい子だ。雰囲気はふわふわしてて、何に対しても一生懸命なちっちゃい女の子。
まさかここまで勘づかれるとは。
「あのね?も…」
桃菜がね、と言いかけて、私は口をつぐんだ。そういえば。
『めいにしか話してないからね!?』
必死の形相で訴えた桃菜の顔が目に浮かぶ。
桃菜は私を信頼してくれてる。
たとえ月菜や詩能が相手でも、言うわけにはいかないの。
月菜、詩能、ごめんね。
「や、やっぱ…なんでもないや、ごめん」
月菜が不思議そうな顔をしてこちらを覗き込む。私は、なるべく不自然にならないように月菜を見つめ返した。
「ん、そっか。わかった!」
月菜は向きなおっていつものようににっこり笑った。
内心、ほっとする。
私が話したくないことに首を突っ込まないとこも月菜のいいところだな。