【エッセイ】『願はくは花のもとにて』
赤いリュック

ほとんど収集癖のないうちには1つだけコレクションがあります。

なぜかリュックを集めてしまうんです。

しかもフラップタイプという、昔からあるようなパタパタした蓋みたいのがついたタイプを、なぜか好んで集めたりします。

気がついたら10個以上あって、こないだもオレンジ色で、大きめの書類が入るタイプを入手しまして。

今どきのスポーツタイプはあんまり興味がなくて、むしろ昔ながらの軍隊の背嚢みたいな形のが好きなんですよねー。

なんかいっぱい入りそうやないですか。

で、それを背負ってバイクに乗る。

まぁうちの場合バイクには騎馬武者よろしく打ち乗るというほうが妙にさまになる面はありますが、ともあれそんな感じで動きます。

なかでもお気に入りは真っ赤なリュック。

仕事も、理事会も、デートも背負って行くのは真っ赤なリュック。

トレードマークですね。

男やけどラッキーカラーが赤なんで真っ赤なのを選んだんですが、かなり目立つみたいですね。

でも何でリュックなのかは、本人も分かりません。

なんか心理学的に何かあるのかなぁ。



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