【エッセイ】『願はくは花のもとにて』
イケメンは悪役に
うちが書く小説でちょいちょい不思議がられるのが、
「なんでイケメンが悪役なんですか?」
ということ。
これはリサーチの結果なんですよね。
有名ではないけど2枚目な俳優さんとつながりがあるDJってのが親友にいまして、そいつからよく聞くのが、
「いつも優男ばかりで役がつまらなくなるときがある」
という意見。
ならばその需要、産み出してみせましょう…というのでやってみたりする訳です。
すると。
こういうサイトではかなり珍しいのか、最初だけですけど読者さんは集まります。
その後は増減を繰り返しながらも、だいたいのとこで落ち着くという感じになります。
しかも。
絵に描いたようなイケメンが悪役だと、なんとなくドラマが締まるかなと、映像化したときのことを考えて描いてく訳ですよ。
映像化しやすいかどうかってのは、常に頭に入れてうちは書いてますから、だから具体的な地名や路線が出たりする訳ですよ。
そうやった中にイケメンの悪役を置いたらリアリティがどうなるか…うちはリアリティがくっきり出るかなと思ってますけどね。
王子様だらけとは限らないから、いいのかなというお話。