【エッセイ】『願はくは花のもとにて』
辛気臭いなぁ
なんでもかんでも世の中って今は、
「やれコンプライアンスがどうした」
とか、
「キャパシティーがどうした」
とかそういう縮こまるような話ばっかりなんですよね。
これはうちみたいにノビノビやってきてる人間には堪らなく窮屈なことなんですよ…。
まぁ法は破らなきゃえぇやないかって考えで、うちなんかは「最大限やったったらえぇやないか」という考えなのですけど、どうもそうではないのが世間らしくて、
「そんなもん常識で考えたら分かるでしょ」
って、あんた常識っていつ国会通過して法律なったん?
なったんならその官報出してみなはれって。
常識ってのは世の中が変われば常識も変わるもんなんですよ…
じゃあ訊きますけど、平安時代なら常識やった、夜中に女性の家に通う習慣は、平成なら常識どころか下手したら犯罪でしょ?
そういうもんなんですよ…
まぁどれだけ人間が曖昧で適当な生き物かってのが、これだけでもよくわかりますけどね。
そんな適当で曖昧な世界のワケわからない殻や柵を気にしたって始まらない訳ですよ。
もうちょいノビノビやらせてもろても、えぇんちゃう?