【エッセイ】『願はくは花のもとにて』
蝶眠にかかると、こうなる

つい先だっての話。

「まさかそんなウルトラCな手があろうとは…!」

と、うちの奇策について言われまして。

まぁ野球でいうところの両投げ、スイッチピッチャーみたいなもんですかね。

メジャーリーグで一人だけ見たことがあります。

要するに。

たまに奇想天外な案を、うちはどうやら繰り出す人らしいです。

それやるか?!みたいな。

別に奇をてらう訳ではないし、いわゆる歌舞伎のケレンとかメリハリみたいなもんでもない。

けど。

誰も思い付かなかった策でうまくいったりすると、妙にテンションが上がります。

してやったり!みたいに。

案外イタズラっ気ありますからね、うちは。

普段から冗談と本音を混ぜて話してますから、みんなうちのどれが本音でどれが冗談か見分けがつかない。

たまにうちですらわからない(爆)

たまに、まぁ将棋で端の歩をつくような自滅することもあるにはありますけど、でもそれもまたうちのスタンス。

だって、はなから勝ちたいとか負けたくないとかないもん。

いちばん強いのは、誰とも戦わない道を選ぶこと。

孫子の兵法にもあるでしょ?

「勇怯は勢なり、強弱は形なり」

って。

つねにリズムを崩さず、目の前に矢が飛んできても慌てない…そのぐらいにはなりたいですけどねー。

まだなんだよなー。

ま、精進あるのみですわ。



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