【エッセイ】『願はくは花のもとにて』
飽和水のチカラを侮るな!
うちでは2種類の飽和水を使ってます。
1つは飽和食塩水。
これはアクリルの曲げ加工とかで使います。
アクリルは80度で曲がるんで、飽和食塩水を沸点の108度まで上げて、その中で曲げればクネクネ曲がるのです。
バイクのバイザーや風防はこの技術のお陰で安く仕上げてます。
予備が溜まったらヤフオクあたりに出品しようかな(苦笑)
2つめは飽和石灰水。
これはねー、栽培場のアブラムシ退治にテキメンなのですよ。
しかも安上がり。
なぜなら海苔や煎餅の乾燥剤が生石灰なので、これの中身を水に溶けば出来るんですねー。
で、散布する。
アブラムシどころか蟻もいなくなります。
蟻って石灰弱いんだ…と思うでしょうが、蟻には蟻酸という酢みたいな物質が体内にある。
だからアルカリ性に弱いのです。
うちは言いたい!
これが化学の正しい使い方です。
化学は、核ミサイルを打ち上げたりするためのものではないのです。
みなさんも化学は使用上の注意を読んで正しくお使いください。