【エッセイ】『願はくは花のもとにて』
みんなだってできるでしょーよ!
うちは基本的に、
「うちが出来るんやから、みんな出来るでしょ」
というスタンス。
自分の知恵や才能はたかが知れてると見切ってて、だから努力しないと駄目やし、鍛練あるのみ。
繰り返し続けることは、みんな誰でも出来ることなんですよね。
だからみんな同じように出来る、という考え方なのです。
でも最近、
「いや、みんな出来る訳ではないから」
とも言われたりします。
…うち、特殊能力ないで(苦笑)
前にもどこかで書いたけど、芸事はみんな武芸、技芸、演芸、伎芸みんなこれは「心技体」のトライアングルのバランスなんですよね。
これがバランスよく行けばみんなそこそこまで行けるんですよ。
ただその先は天賦の才。
うちには天賦の才がなくて、だから精進あるのみ。
才なき者が才ある者に勝つには、そうやってスピードアップして、強い勢いと形をつけなきゃならない。
勇怯は勢なり、強弱は形なりって孫子の兵法にもありますからね。
ここまで分かってて売れてないのは…多分人望か運がないだけの話なのかなと、薄々気づき始めてます。
こればっかりはなー…
ま、やってゆくより他になさそうですな。