【エッセイ】『願はくは花のもとにて』
ブログを読んでる人は知ってるかと思いますが、うちの息抜きは蘭の栽培です。
ピンと来ないと思うんで、写真紹介しますね♪
これも蘭なんですが、まぁこういうのの他にも胡蝶蘭もあるし、エビネや富貴蘭もあるし、カトレアもあるしで結構楽しんでます。
半世紀近く歴史のある蘭友会で技術を学んだりすることもしてまして、これが役立ってたりもします。
ちなみに一応、理事です。
でもなぁ…あんまり早いうちにそうやって高い位置までゆくと、官打ちってのがあるから警戒もしてるんですよ。
官打ち。
身分不相応な立場に上げといてハシゴ外すっていう、アレです。
最初はベテランさんが体調こわして「じゃあピンチヒッターで」って引き受けたんですが、多分このまま仮末代になりそうな気が…
こういう場合、組織のなかでの引き際とか立ち位置とかいろいろ考えなきゃならないことだらけでして。
いわゆる世の中のワビサビってやつでさーね。
だからうちは口癖のように、
「あくまでもベテランさんが戻るまでの代打ですからね」
と釘を刺してあります。
そうやって普段から言ってあれば、まずデカい立場は回ってこないから大丈夫なはずです。
うちね、別に出世欲ないんですよ。
いちばん目指してるのが自由に暮らすこと、次が好きなことをやって暮らすこと。
だから最低限あればなんとかなるし、まぁお金は好きですけど、人格狂うまではいらないかな。
売れないとかネタにもしてますけど、だいいち売れっ子に比べたら、あんまり読まれてないって自覚があるから、だったら賞とか大したいらねーしって。
あんなのだいたい、出来レースとか大人の事情とか、あるいは渡す側の思惑や主観がある訳ですよ。
なんで他人の主観に人生振り回されなきゃならんのやって。
けどね。
うちねぇ、面倒みたりするの嫌いじゃないから、だからそれで、変に首とか突っ込んだりする羽目になるのかなと。
そこまでドライには…なれないなぁ。
義侠心って、厄介ですな。