絵本 短編集

あと少しで鉤爪に捕まると思ったときでした。

走ってきた狼がフクロウに体当たりをしました。

驚いたフクロウはそのまま森の深くへと去っていきました。


「困った子だね。だから外に出てはいけないと言っただろ? 」


狼はヒッヒッヒッと笑いながら大きな口を開くと、うさぎをガブっとくわえました。










【おわり】
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