絵本 短編集

あるとき、ずーっと遠くに小さな光が見えました。

砂粒よりも小さな光が見えたのです。


クラゲはもっと近くで、その光を見たくなりました。


けれども波は、クラゲを遠くへと運んでいきます。

どんどん、どんどんと流されていきます。



このままでは光を見失ってしまいそうです。







< 6 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop