悪魔の証明
イグナシオ:
しっかし、この女は冤罪を被せる癖があるし、信用性ゼロだから流産の件も嘘だと思った方がいいよな。

ミシマ: 
まあ、もともとこの事件が起こった証拠はDQNの証言のみなんだから、実際はどうだったのかなんていう証拠を掴むのは不可能だな。親に聞くわけにもいかないしな。

千年男優:
世の中スイーツ天国だよな。だいたあんな本が売れること自体世の中間違っている。

マリー・ジェーン:
でも、私あれ読んでちょっと感動したけどね。

911truce:
感動したからて何をしてもいいっていう論理にはならん。

マリー・ジェーン:
わかってるわよ、そんなこと! あいかわらず、堅物ね、閣下は。

千年男優:
被告とはやっぱり面識がないみたいだな。聞き込みによると、喧嘩が強いことで有名らしかった。だが、まあ誰でもやりかねないとは言っていたけどな。

cyberforce: 
ああ、俺もそう聞いたぜ。

ミシマ:
でも、やってないんだろ?

千年男優:
ああ、やってないと思う。だって、アユとつき合ってて、バイト以外の時間はずっと一緒にいたらしいからな。だけど、その日はアルバイトがなかったらしく、アユの家にいたらしいんだが、アリバイの証明にはならなかった。第三者ではないから当然だけど。いずれにせよ、犯行日が変わった時点でジ・エンドだ。

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