悪魔の証明
cyberforce:
マリー、調べてきたんじゃなかったのか? 

マリー・ジェーン:
ごめん……でも、私は行動部隊だから別にいいでしょ!

イグナシオ: 
部隊って……

ミシマ:
まあ、マリーはいつものことだw DQN一歩手前だしなw

マリー・ジェーン
うるさーいいいいい。

ミシマ:
ほんとのことだろうがw まあ、優しい俺が説明してやろう。マリーの言うとおり、この事件はあくまで強姦未遂だから、膣内に残った精液のDNAなどの性的物証はない。もちろん、服が汚れたとか、被害者の爪に被告のDNAが入っていたとか、そんな証拠は一切ない。

千年男優:
DQNの証言のみで立件されちまったんだよな。というか、もう物証がない時点で、冤罪認定でいいんじゃないか。

イグナシオ:
そうだね。裁判官に一般人の常識が通用しないのは周知の事実だし。

ミシマ:
まあ、待て。全員一致してからじゃないと、冤罪認定はしないってのはBJCの鉄則だ。千年男優は冤罪でいいのか?

千年男優:
そうだな。そもそもこいつの小説が気に入らねえ。携帯小説ってのは、強姦・不治の病・死亡の三種の神器がなければなりたたねえんだから始末に終えない。ジャンプ読者だった俺からすれば、神への冒涜に他ならねえ。

911truce:
私も同感だ。だいたい女の証言のみで、有罪になる方がどうかしている。推定無罪の原則はどうなったのか?

マリー・ジェーン:
閣下と同意見よ。私もそう思うわ。冤罪確定よ。

cyberforce:
俺も冤罪に賛成だ。ミシマはどうなんだ?

ミシマ:
冤罪。じゃあ、決まりだな。この女になんらかの罪を被せる方法を考えてくれ。自分が冤罪を作れるってことは、自分も冤罪を被せられるってことを、このDQNには特に教えてやらんとならんからな。
まあ、その前に事実関係の調査だ。冤罪である証拠を集めてきてくれ。そこから、方法考えることにしよう。次は二日後に集合だ。

マリー・ジェーン:
いつもどおりの手順ね。じゃあ、みんな二日後だよ、遅れたらだめだからね!


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