欲望の飴と飴売り少女
「どんな願いも叶えられるよ!」

言い終わったら無邪気な笑顔に戻った。


「ど、どんな願いも?」
笑いそうになるのおさえながら聞いた。


「うん!目を大きくすることも、好きな子と付き合うことも、憎い奴を殺すこともできるよ!」


なにこの子可愛い顔して、簡単に人を殺すとか、
飴を食べただけで、バカバカしい嘘をつける。親にでも騙されてるんじゃないの。それとも厨二病?
< 10 / 142 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop