欲望の飴と飴売り少女
「あのさ、みぃとりんの行方が分かってないじゃん」

「うん。先生から電話来たんだけど2人ともどこ行っちゃったんだろう」

山下は2人のことを心配する。

「あたしが2人が居なくなったのあたしのせいなんだ」

あたしは下を向きながら話した。

「それってどういう事?」

川野くんがあたしの方を見て尋ねる。

あたしはここから先を話すのは飴のことも話さないといけなかったから口を開けなかった。

「ごめん、そこからは話せない」

「そっか…」
川野くんは否定をせず優しく頷く。
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