欲望の飴と飴売り少女
春香の忘れ物
「ねぇ、亮太。木原さん大丈夫だったかな」
私____山下蕾は誕生日会の飾りを取りながら亮太の方を見る。
「俺には分からないけど木原さんが木原さんなりにけじめをつけようとしてるなら俺は良かったと思う」
亮太は高い所に飾った飾りを椅子に乗りながら外す。
「そうだよね…あ⁈」
テーブルの横に木原さんの鞄が置いてあった。
「どうした?」
亮太は飾りをテーブルに置き私の方を見る。
「木原さん、鞄持って帰るの忘れたみたい」
「まじか…。取り敢えず電話してみる」
亮太はスマホをポケットから出し木原さんに電話をかけた。
“ブーブー” と木原さんの鞄の中から音がした。
私____山下蕾は誕生日会の飾りを取りながら亮太の方を見る。
「俺には分からないけど木原さんが木原さんなりにけじめをつけようとしてるなら俺は良かったと思う」
亮太は高い所に飾った飾りを椅子に乗りながら外す。
「そうだよね…あ⁈」
テーブルの横に木原さんの鞄が置いてあった。
「どうした?」
亮太は飾りをテーブルに置き私の方を見る。
「木原さん、鞄持って帰るの忘れたみたい」
「まじか…。取り敢えず電話してみる」
亮太はスマホをポケットから出し木原さんに電話をかけた。
“ブーブー” と木原さんの鞄の中から音がした。