欲望の飴と飴売り少女
ここで音がするということは木原さんはスマホは鞄の中みたいだ。
「でも貴重品とか入ってるだろうし届けにいった方がいいよね?」

「あぁ、届けに行くか」

亮太はいつの間にか飾りを全て取りテーブルの上に上げていた。




私たちは木原さんの家まで行った。チャイムを押すが誰も出なかった。
「木原さんいないね」

「あぁ」
私は木原さんの鞄を持ちながら木原さんがどこにいそうか考えた。


突然私の頭がいたくなった。超音波が耳で流れているような音もした。
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