欲望の飴と飴売り少女
「亮太くんにずっと、居られると話が進まないんだよねぇ」

「話が進まない?」

「最初にやくそくした事覚えてる?」

私は最初にやくそくした事を思い出そうとする。
女の子はずっと悩んでいるわたしに紙を見せる。

その紙はやくそくが書かれていた。私はそれを見て自分がやくそくに反したことが分かった。

「人に話すな!って言ったよね?更に今日2つも飴食べたよね」

「で?それが何?」
私はどんな罰があっても木原が死んでくれればそれで良かった。自分にとって害になるものはいないから。


「やくそくを破った人は死んで貰わないといけないの…」
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