欲望の飴と飴売り少女
自分が馬鹿だった
「チュチュュュ」
鳥の鳴き声で起きた。目覚めは良くない。普段はそれくらいで起きないのに。みぃとりんのことが気になって眠りが浅かった。
取り敢えず全部準備して急いで、学校に行った。
2人は、教室にいた。
「みぃ、りん!昨日ごめんね」
あたしは頭を下げた。2人は私をチラッと見てクスッと笑った。
「なにこいつ?何言ってんのかよく分からない」
「本当それ!」
2人はあたしのことをまだ許していない。今の2人に言っても無駄そうだからあたしは渋々自分の席に着いた。