青春、ぜんぶ。



「美鈴ちゃん?
おばさんのこと、気にしてる?
おばさんはね、美鈴ちゃんの幸せを願っているのよ?
忘れないで。
昔のこと、今のこと、辛かったのも知っているわ。


おばさん、美鈴ちゃんのこと応援してるから。


……相手なんて、もうわかっているわよ」



そのとき、わたしの目尻から大量の涙がこぼれた。







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