ウチと僕と私と俺。
誰かがわたしの名前を呼んでいる。
だ、誰…あのイケメンは…?


「ちょちょ、今行きます!!!」

ズダダダダダ…!

「あっ!」



転けそうになったわたしを
その王子様は支えてくれた。


「大丈夫…?」
「は、はい!」


なんて甘い声♡ 素晴らしいよ!!!
「君、可愛いね…」
「えっ?」



「キス……しよ?」

どどどど、どんな展開だこれは!?
いやいやこんなイケメンとキスなんて!
滅多に…いや一生こない!

「はい♡」

ぶっちゅーーーーーー♡







バシッ

キスの瞬間、わたしの頭に素晴らしい衝撃が走った。
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