葛城社長と運命の恋を始めます

初めてのすれ違い、焦るお互いの気持ち

何度も電話をかけたがはなが出ることはなかった。


村山に確かめるとはなは部屋にいるはずだと。


何故、出ない。


はなに何が合ったのか。


会って確かめたいのに、今日は帰ることが出来ず。


焦る気持ちとイライラが重なり、葉山にはなを送迎させる事だけはさけたかったが、葉山に頼むしかなかった。


葉山からはなを無事に屋敷に送り届けた報告と一緒に、とんでもない事を聞かされる。


はなが葉山に聞いたのは、俺と中川美土里が恋人同士だったのか。


なんで、そんな話が。


ああ、思い当たる事が合った。


俺が大学4年の年に、美土里が俺の大学へ入学して来たことに驚いたのを覚えていたが。


美土里はかなり優秀な事は両親から聞かされていたし。


美土里は美人で、大学でも注目されてたと思う。


俺はその頃、付き合ってた女とも別れ、気がつけば美土里といると事が多くなっていたから、回りからは勘違いされる事も合った。


美土里は花枝さんの娘でもあるし、使用人と言っても家族みたいなものだと考えていたし。


邪険にするのも悪いと思い、適当にあしらっていたのが不味かった。

いつまにか、美土里と俺は付き合ってる事になっていのだ。


本人には付き合えない事を伝えたつもりでいたと言うのに。


今頃になって、又同じ事をしようとしているのか。


悪いけど、美土里に愛情を感じた事はない。


今も家族だと思ってる。


でも、はなに何かしたら、本気で許さない。


はな、お願いだから、俺を信じてほしい。


早くはなに会いたかった。


会って、この手ではなを抱き締めたい。


今も、この先も俺が愛しく思うのははなだけだ。












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