葛城社長と運命の恋を始めます
はなが何をそんなに不安なのか分からないけど、はなはまだ20才でこれから沢山の事を覚えて行けば良いのだと朝陽さんは言う。


はなが成長していく姿を見れる事が俺の幸せなんだと。


お父さんみたいだよ。


「俺ははなの父親なんかじゃない。はなを抱き締めてキスしたいし、早くその先にも進みたいと思ってる。」


え、心の準備が出来ていません。


今日はこうして抱き締めるだけだよと。


本当に子供でごめんなさい。


「大丈夫だから、はなに一目惚れして5年も待ったからね。この先何年でも待つよ。」


そんなに待たないで下さい。


結婚したから、これもあれもしなきゃ行けないとか、世間体の良い嫁になるとか、そんなものどうでもいいんだ。


俺はこれからの人生をはなと過ごした行きたい。


はなといれば毎日がきっと楽しいと思うから。


「はな、結婚しよう。」


「はい。よろしくお願いします。」


頭で考えるのは止めた。


朝陽さんのお嫁さんになりたい。


朝陽さんの隣をずっと一緒に歩いて行きたい。


だから、朝陽さんと結婚します。










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