葛城社長と運命の恋を始めます

この運命の恋に溺れる勇気はあるのか

葛城社長の腕の中で夜景を見て、その後は何もなく家まで送り届けてくれた。


このまま帰りたくない気持ちも少しあるけど、この先はまだ長いはず。


今日はここでお別れをしよう。


「明日又お迎えに参ります。」


明日は日曜日だから、大学は休みだけど店の手伝いがあるし。


「大丈夫てすよ。お店が閉まる頃に来ますから。」


え、でも、何処へ行くのですか。


外であまり遊ばないから、何処へ行けば良いのか分からない。


「僕に任せて下さい。はなさんが行きたそうな場所は検索済みですからね。」


私が分からない事まで分かるのでしょうか。


「明日は若者が行く居酒屋に行きましょう。」


居酒屋には行きたいかも。


葛城社長は無理してないだろうかと心配になる。


「僕がはなさんの笑顔を見たいので、心配はいりません。」


又、心の声を読まれてしまいました。


恐るべし、葛城社長。


でも、嬉しくて、ペコリと頭を下げた。


「あのお待ちしています。」


え、え、何で又バグをするのですか。


はなさんが可愛い過ぎるからだと言うけど、全然可愛くないと思います。


葛城社長の視力がやっばり心配だよ。


でも、葛城社長のバグは嫌じゃない。


暖かさが伝わる優しいバグだから。










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