葛城社長と運命の恋を始めます
葛城社長はお店が閉まる19時にやって来た。


いつ見ても素敵過ぎて困ります。


「お迎えに参りました。」


良かった、早めに仕度をしておいて。


今日は母さんが用意してくれた物をすべての身につけてみた。


はなは色が白いから、ピンクが似合うと言われ、ためらいながら、着てみたけど中々いいかもです。


父さんにはめかし込んだなとからかわれるし。


青木君は無関心。


「今日も可愛いですね。」


ありがとうございます。


又、ペコリと頭を下げた。


「抱き締めたくなります。」


え、それは困ります。


みんないるし。


「大丈夫です。今はしません。」


今は抱き締めないけど、後からあるってことですか。


恥ずかしいです。


多分顔が真っ赤だと思う。


「はな、葛城社長さんを待たせないで行きなさい。」


頷いて葛城社長が出した手を取った。


もう、手を繋ぐ事にはなれたみたい。


ドキドキする気持ちもとソワソワする気持ちが一緒になって、葛城社長の顔を見ると最高の笑顔を向けてくれた。










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