葛城社長と運命の恋を始めます
その笑顔にきゅん死しそうです。


そうだ、今日は居酒屋に行くんですよね。


葛城社長は居酒屋を知ってるのだろうか。


「葛城さんは居酒屋をご存知ですか。」


「葛城さんではなくて、朝陽と呼んでほしいです。」



滅相もございません。


10才も年上の葛城社長を名前で呼ぶなんて、恐れ多い。


はなさんに名前で呼ばれたいですと笑顔で言うから、まけました。


では頑張って朝陽さんとお呼びします。


「あ、あ、あさひさんでいいですか。」


やっぱり可愛いですと抱き締められた。


ここは花屋の店先です。


誰が見てるかわかりません。


魚屋のおじさんとか、総菜屋のおばさんとか、絶対見てたらからかわれるに決まってるし。


葛城社長の腕の中で暴れてみたけど、朝陽さんが楽しそうに笑ってたから、諦めました。










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