葛城社長と運命の恋を始めます

朝陽さんが連れて行ってくれた居酒屋は若者に人気のお店で驚いてしまった。


一度来てみたかったのだ。


朝陽さんが予約をしてくれてあったので、時間通りにお店の中に入る事が出来た。


個室で良かったと思ってると、朝陽さんは居酒屋は初めてで、予約をいれる時もどうすれば良いのか悩んだと言う。


何でも完璧こなしそうなのに。


たくさんのメニューがあることにも驚いたらしい。


ビールは苦手なのでカクテルをお願いした。


もつ煮込みが食べたいと言うと、朝陽さんはどんな料理なのかと聞いてきたから、必死に説明すると美味しそうですねと注文してくれたけど、社長はもつ煮込みは食べないのかもしれない。


「はなさんが好きな物はみんな好きになりたいですから。」


これ以上私を駄目にしないで下さい。


朝陽さんに甘やかされて、その先が心配です。


この先、ずっと一緒に朝陽さんと並んで歩いていけるのだろうか。


不安の方が多いです。