葛城社長と運命の恋を始めます
休みの日も朝早くから起こされて、花屋の手伝いをしていた。


眠い。


昨日はサークルの飲み会でお酒を飲んだから、体がだるくて仕方ない。


「店先であくびするなよ。」


はぁ～い。


分かってるけど眠い。


青木君に思いきり肩を叩かれた。


痛いんですけど。


「飲めない癖に呑むからだろ。」


ごもっともです。


青木君とはサークルも同じ。


カラオケ研究会。


私たちが生まれる20年前に流行した歌を探しだして、みんなで歌う会。


バカバカしいけど、かなり楽しい。


歌う事が好きな訳でもないけど、ストレスが発散出来るから。


はなにストレスなんてあるのって、言われるけど。


人並みにあります。


青木君はかなり飲んだのに、すっきりした顔してるし。


今日は両親と青木君が結婚式場にお花を届ける為に留守になるけど、木村さんもいるから大丈夫。


はなに留守番させるのはかなり心配だと言う両親。


何とかなるから。


それに一人ではないから、心配はいらないと思う。









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