葛城社長と運命の恋を始めます
文乃のお墓参り行こうと寄った花屋がはなの店だった。


こんな偶然があるのだろうか。


二年近くに探したのに、はなの居場所は分からないまま。


これは文乃が会わせてくれたのかも知れない。


いつか、はなを連れて文乃の墓参り行こうと思う。


「朝陽さん、このハンバーク本当に美味しいです。今まで食べた中で一番美味しいかも。」


はなは本当に素直で、仕草も可愛い。


早くはなを嫁にもらいたいが、はなは20才の大学生。


5年間ずっとはなを思っていたと言ったら、はなはどう思うか。


聞くのが怖い。


葉山にはもっと積極的に攻めていかないと、はなは俺の気持ちに気づかないと言うが。


こうしてはなを見ているだけで、幸せな気持ちになる。


仕事でのストレスも感じなくなった。


「コーンスープも本当に美味しい。おかわりをしてもいいですか。」


朝陽さんは私を甘やかして過ぎです。


そう言って、にこりとはなが笑った。


可愛い、このまま家に連れて帰りたい。


はなはすごい美人ではないが、はながいるだけで回りの気色が違う。


バラ色に見えると言うと、葉山に頭は大丈夫かと言われた。


俺はもうはなのいない人生なんて、あり得ない。









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