葛城社長と運命の恋を始めます
俺ははなをイメージした、ホテルを建てたいと思っていた。


葉山は社長らしくないと言うが、仕事として絶対成り立つ自信がある。


はなはほわんとしてるが、しっかり者で、自分の考えをはっきり言える子。


俺が思った通りで、はなにホテルを見せると、目を輝かせていた。


はながつけたホテルの名前は、sweetガーデンはなホテル。


はなは俺が無理矢理つけたが。


葉山は不満らしいが俺は気に入っている。


気の早い俺はあのホテルの式場で、はなと結婚式を挙げたいと密かに考えていた。


はなも同じ気持ちでいてくれたら、どんなに幸せか。


まだ、口に出すのは早いだろうから、今はこのままでいい。


はなと楽しい時間を過ごした先にはなとの未来があると信じたいと思った。


今日一日ははなと楽しい時間を過ごそう。


明日からはたくさんの仕事がある為、はなといられないが、はなにはこのホテルに春休み中ずっと関わって貰おうと決めていた。


葉山は素人のはなには無理だと断言するが、素人の良さを発揮したいと考えていて、それにははなが適任だと思う。


はなは俺の期待を裏切らない、そんな自信があった。

















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