葛城社長と運命の恋を始めます
中島さんと別れたのは夕方の18時、花屋の手伝いよりも疲れた。


春休み中これが続くのかと思うと、10才年をとりそうだ。


家に着くと、母さんたちは店の片付けをしてたけど。


夕食を食べ直ぐに自分の部屋にこもる。


はな、勇気を出しなさいと自分に言い聞かせ、朝陽さんさんに電話をした。



「はなから電話が来るとは思ってなかったよ。本当にごめんな。」


「私こそごめんなさい。」


「はなが謝る必要はないから、俺が嫉妬しただけだし。」


朝陽さんに嫉妬された事が嬉しい。


中島さんから私が頑張ってるのを聞いたらしく、明後日帰ったら、デートをしようと言われ舞い上がった。


明日もお仕事頑張ろう。


朝陽さんの声にトギドキした。


葉山さんの事が気になったけど、これ以上朝陽さんに心配かけたくない。


疲れたせいか、朝までぐっすり眠れた。


木村さんのお迎えが来たとき、青木君が店から出て来ると、今日も店の手伝いをしないだなんて、いいご身分だなと嫌みを言われたが。


ごめんね、お店を頼むねとお願いし、木村さんの車に乗った。


今日頑張れば明日は朝陽さんに会える。


その事ばかりを考えていた。


私は朝陽さんが好き。


明日、朝陽さんにこの気持ちを伝えよう。















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