葛城社長と運命の恋を始めます
いなくなったもう一人のイケメンが戻ってきた。


抱き締められてる私を見て驚いているが、止めようとはしてくれない。


「社長、間違いなくあの時の女の子です。宮園はな20才。」


このイケメンは社長なんだ。


どうして、私の名前を知ってるの。


あの時の女の子って。


社長と思われる人の手を振りほどいた。


「何を言ってるのか分からないし。突然抱き締められるのも困ります。」


申し遅れましたと、最初のイケメンが名詞をくれた。


葛城コーポレーション、秘書、葉山直人。


秘書さんでしたか。


葛城コーポレーションって、何処かで聞いたような?


そして、もう一人のイケメンも名詞をさしだした。


葛城コーポレーション、社長、葛城朝陽。


やっぱり、社長さんでしたか。


恐れ入ります。


って、どうして社長さんが私を知ってるのでしょうか。


嫌な汗が出た。


もしかして、過去に失礼な事をしたとか。










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