葛城社長と運命の恋を始めます
朝陽さんにこんなにも思われて、本当に私は幸せ。


この気持ちのまま、朝陽さんと結婚しよう。


結婚から、恋愛をスタートさせればいい。


うん、その方が私には向いてるかも。


朝陽さんと向き合った。


「まだ、大人になりきれてないこんな私ですが、末長くよろしくお願いします。」


朝陽さん、今は真剣な所なんですから、笑わないで下さい。


笑いすぎ。


「大好きです。」


「俺のセリフを取らないで。」


なんだか可笑しくて二人で笑った。


この先もきっとたくさんの困難が待ち構えていると思うけど、朝陽さんがいれば何でも乗り越えて行けそうな気がする。


朝陽さんの仕事がお休みの日に、うちの両親に結婚することを報告して、その後、朝陽さんのご両親に会いに行くことに決めた。


どんなに反対されても頑張るから。


はなは頼もしいなと言われた。


両方の両親の許可が出れば、あのホテルで身内だけの結婚式を挙げたい。


披露宴は大々的にやらないといけないらしいけど。


派手なのは嫌だ。


葛城コーポレーション社長婦人。


無理、無理、絶対無理。











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