初恋
さて、そろそろ中に入ろう
今は9月中旬
外にずっといると風がふき寒い
そうして私は校舎の中へと入っていった
そして、理事長室へ
トントントン
理事長「はい どうぞ 」
ガチャ
恋『失礼します 今日から転校してきました篠原恋紋です 宜しくお願いします』
私は理事長なのだろうが、理事長には見えない人に挨拶をした
理事長「あぁ 話は聞いている…
君は声を出せないそうだね?」
そう その通り
私は声が出せないのだ
そのため私はタブレットに文字を打って喋っている
恋『はい そうです』
理事長「聞いてもいいかな?それは何かの病気なのか、それとも生まれつきなのか 」
恋『………分からないんです いつからか出なくなってしまって』
いつからかなんて嘘。 本当は分かっている。
理事長「そうか 治る可能性はあるのか?」
恋『………数パーセントあります ほんの少しですけど もし治ったならそれは奇跡です』
治る可能性なんてほぼゼロに近いかもね。
私が────しない限り無理だから。
理事長「そうか……」
今は9月中旬
外にずっといると風がふき寒い
そうして私は校舎の中へと入っていった
そして、理事長室へ
トントントン
理事長「はい どうぞ 」
ガチャ
恋『失礼します 今日から転校してきました篠原恋紋です 宜しくお願いします』
私は理事長なのだろうが、理事長には見えない人に挨拶をした
理事長「あぁ 話は聞いている…
君は声を出せないそうだね?」
そう その通り
私は声が出せないのだ
そのため私はタブレットに文字を打って喋っている
恋『はい そうです』
理事長「聞いてもいいかな?それは何かの病気なのか、それとも生まれつきなのか 」
恋『………分からないんです いつからか出なくなってしまって』
いつからかなんて嘘。 本当は分かっている。
理事長「そうか 治る可能性はあるのか?」
恋『………数パーセントあります ほんの少しですけど もし治ったならそれは奇跡です』
治る可能性なんてほぼゼロに近いかもね。
私が────しない限り無理だから。
理事長「そうか……」