初恋
違う…ちがう…チガウ…
それはあなたじゃない…
私…
全部あなたが私にやったこと………

「るるもこう言ってるんだ!!!!!やっぱりお前がやったんじゃねぇか!」

恋「違う!空信じて!」

ドスッ!!

恋「うっ!」

「汚ぇ声で俺の名前を呼ぶんじゃねぇ!!」

恋「や、めて!!助けて海っ、薫っ!!」

助けを求めても二人とも私を助けてくれない。

「お前と出会ったのが人生最大の汚点だ。」

「声出すな。また蹴られてぇのか?」

私は最後の願いを込めて彼の名を呼ぶ。

恋「お願いっ!!助けて理人っ!!信じて!」

彼はこっちに向かってきてくれた。
助けてくれる!
誰もが思っただろう。
でも、違った。
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