俺の生きる意味を探して
女の子には紳士に接しなきゃね。
「は………はいっ!」
元気な返事。
とりあえず、怪我も無さそうだな。
さて、俺はどうしようか。
「あの………」
ん?どうしたんだろう?
「よろしければ、私の父のお店で食べて行きませんか?近くなんです!!」
これは、ナンパか?
ふーん。この時代にもあるんだ。
「いいの?ちょうどお腹空いてたんだ。ありがとう」
「はいっ、ではこちらです。」
可愛い子だな。
俺よりも小さいし。
「あの、お名前を聞いてもいいですか?」
「ん?俺の名前?俺の名前は桑原昴だよ。君の名前は?」
「わっ私の名前は葵 凜(あおい りん)といいますっ」
「凜ちゃんね。いくつ?」
「えっと、16です。」
1つ下か。どうりで可愛い。
「桑原さんは?」
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