俺の生きる意味を探して
「「「………は?(え?/は!?)」」」
「?」
何言ってんだ?この人。
上の人の許可無しで得体の知れない人のこと入れていいの?
「許可なら、もう局長にとってあります。」
キョクチョウ?
「山南さん、近藤さんに何て言ったんだよ?」
「“強い子がいる”といいました。」
え、なんで断言出来んの?
てか、なんで知ってんの?
「と言うことなので着いてきてください。」
「ま、待ってくれ、山南さん!本当にコイツを入れるのか?」
「何か文句ありますか?永倉君?」ニコッ
うわー、ブラックスマイルだ。
この時代でもする人いるんだな。
「さ、行きますよ。」
スタスタスタ………ピタッ
ここか?局長とやらがいるのは。
「局長、入りますよ。」
「あぁ」
低くてすごく落ち着いている声だ。
スッ
静かに開いた襖の奥には………ゴリラ?みたいな人がいた。
柔らかい笑顔を向けてくるゴリ………ではなくでかい男の人がいた。
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