俺の生きる意味を探して
これは、OKしてもらえるかな?
「昴君」
「はい。」
ダメかな?
「ぜひとも、入って欲しい。入ってくれるかい?」
そんなの決まってる。
「はい。こんな俺でよかったら。」
これしかないだろう。
「ありがとう!」
ガシッ
………“ガシッ”?
近藤局長が俺の両手を握ってる。
よーは、握手をしている。
これで俺は晴れて新撰組の一員に………
「近藤さん、僕は反対です。」
なれないみたいだ。
「僕はこの人を信用出来ません。」
そう、きっぱり言いはなったのは沖田総司だった。
まぁ、賢明な判断だろうな。
得体の知れない俺を仲間にはしずらいか。
前までの俺だったら諦めていただろう。
でも、今までの俺とはちょっとだけ違う。
「どうしたら、認めてもらえますか?」
………。
しばらくの沈黙。
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