俺の生きる意味を探して

上の人は監視だろーな。
気配消すの下手か。
こんなバレバレでよく出来んな。
そして、俺の予想通りだった。
部屋に入って来たのは６人。
俺に負けて空気が重い沖田に、さっきとさほど変わらない斎藤さんに、子供に間違われた藤堂。
の、後ろには俺を新撰組に誘った山南さん。
最後に藤堂さんに比べたら、少しでかい二番隊組長の永倉新八とすっごいでかい人が入ってきた。
……誰だろーな～。
入ってきた瞬間。
「なぁなぁ！お前が平助をガキ扱いした奴か！？」
「……平助より大人に見えるなぁ……。」
「しんぱっつぁんも、佐之もひでぇよ！！」
……うるせぇな……。
「「「……」」」
ん？なんか、急に黙ってんだけど？
急に黙った３人を見て、不思議に思っている俺に副長さんは言った。