サトウ多めはあまあまデス
「ねぇケイちゃん。」
「ん?」
「あのママの手帳。やっぱりケイちゃんが持っててくれないかな?」
「どうして。」
ママが私のために書き残してくれた手帳。
でもそれは私へだけじゃなくケイちゃんへの言葉でもあると思うから。だから…。
「これからもママからの手紙…欲しいなぁってダメ?」
「ダメ?って…。」
思いもよらなかったのか何か考えているみたいだ。
「ココは…いいのか?」
「え?」
ケイちゃんは私の枕元に置いてある手帳を手にした。
そして中から封筒を取り出した。
「じゃ次はこの手紙だから読んでみたら。まだ読んでないだろ?」
渡されたのは手帳を見せてもらった時に顔面に落下してきた手紙。
そういえばそれどころじゃなくて読んでいない。開くとママの文字が並ぶ。
ケイちゃんの文字でもあるんだけどね。
読み進めると赤面していく内容。『だいすきって いっていますか?』その手紙越しにケイちゃんを見ると悪戯っぽく笑ってる。
「何?どういう内容だった?愛子さんなんて?」
もう!意地悪!内容、知ってるくせに!でも…。
私はケイちゃんの顔を見なくても済むように、ギュッとケイちゃんの胸の中に抱きついた。
ケイちゃんがハッと息を飲んだのが分かった。
「ケイちゃん…ううん。ヨシくんのこと大好きだよ。」
恥ずかしくてギューッと抱きついていると、はぁってため息と一緒にケイちゃんからも抱きしめられた。
「先に言うとか…。照れて言えないって選択肢はないわけ?」
いや。だって、それは…。
「俺も…心愛のこと…。」
ブーッブーッとスマホが騒ぎ始めて会話が中断された。
「…ったく。」
そうつぶやいて私の頭をグリグリしてからケイちゃんはベッドから起き上がった。
立ち上がってスマホを…あれ?
恥ずかしさからベッドに突っ伏してる私の頭にチュッという音と「俺も好きだよ」って言葉が降ってきた。
それはとっても甘い、ささやくような声…。
え?あの…え?
「はい。佳喜です。オーナーあれなんだよ!」
あぁ。電話?ってそうじゃなくって!
部屋から話しながら出て行ってしまったケイちゃん。
今、好きって…好きだよって言ったよね?キャー!!!
一人ベッドでジタバタしてしまった。
「ん?」
「あのママの手帳。やっぱりケイちゃんが持っててくれないかな?」
「どうして。」
ママが私のために書き残してくれた手帳。
でもそれは私へだけじゃなくケイちゃんへの言葉でもあると思うから。だから…。
「これからもママからの手紙…欲しいなぁってダメ?」
「ダメ?って…。」
思いもよらなかったのか何か考えているみたいだ。
「ココは…いいのか?」
「え?」
ケイちゃんは私の枕元に置いてある手帳を手にした。
そして中から封筒を取り出した。
「じゃ次はこの手紙だから読んでみたら。まだ読んでないだろ?」
渡されたのは手帳を見せてもらった時に顔面に落下してきた手紙。
そういえばそれどころじゃなくて読んでいない。開くとママの文字が並ぶ。
ケイちゃんの文字でもあるんだけどね。
読み進めると赤面していく内容。『だいすきって いっていますか?』その手紙越しにケイちゃんを見ると悪戯っぽく笑ってる。
「何?どういう内容だった?愛子さんなんて?」
もう!意地悪!内容、知ってるくせに!でも…。
私はケイちゃんの顔を見なくても済むように、ギュッとケイちゃんの胸の中に抱きついた。
ケイちゃんがハッと息を飲んだのが分かった。
「ケイちゃん…ううん。ヨシくんのこと大好きだよ。」
恥ずかしくてギューッと抱きついていると、はぁってため息と一緒にケイちゃんからも抱きしめられた。
「先に言うとか…。照れて言えないって選択肢はないわけ?」
いや。だって、それは…。
「俺も…心愛のこと…。」
ブーッブーッとスマホが騒ぎ始めて会話が中断された。
「…ったく。」
そうつぶやいて私の頭をグリグリしてからケイちゃんはベッドから起き上がった。
立ち上がってスマホを…あれ?
恥ずかしさからベッドに突っ伏してる私の頭にチュッという音と「俺も好きだよ」って言葉が降ってきた。
それはとっても甘い、ささやくような声…。
え?あの…え?
「はい。佳喜です。オーナーあれなんだよ!」
あぁ。電話?ってそうじゃなくって!
部屋から話しながら出て行ってしまったケイちゃん。
今、好きって…好きだよって言ったよね?キャー!!!
一人ベッドでジタバタしてしまった。